テレビADを目指す人に教えたい体験談

テレビ業界

こんにちは。

僕はテレビ業界を辞めてスポーツ業界に転職した25歳です。

テレビ業界では、新卒採用でテレビ制作会社に入社しアシスタントディレクターを2年半経験し、半年間ディレクターを経験しました。

ディレクターという地位に上り詰めるには、テレビ局に勤める人間は約3年でなれますが、制作会社の人間は約5年かかると言われています。そんな中、早くディレクターになれた自分なりの立ち居振る舞いやテレビ業界時代のざっくばらんな経験を、テレビ業界に興味を持つ人やテレビ業界を目指す人の参考になればと伝えられたらと思います。

まずは、「テレビ業界の人の属性」「テレビ業界で評価される風潮の多い人柄」について書いてみようと思います。

テレビ業界にまともな人はいない

テレビ業界には、まともな人は少ないです。(※個人的な見解です)

業界歴が長い人ほど、まともな人は少なく思います。(※個人的な見解です)昔の体育会系の風潮が残るテレビ業界では、まともだとやっていけないのです。後輩は先輩より先に帰宅することを禁じられたり、200話近くあるドラマから、ある有名なシーンが映っている話数とタイムを2日間で探れなど…

まともな人が少ないので理不尽でめちゃくちゃな仕事を振られることが多かったのです。そんなテレビ業界で働く業界歴の長い人の特徴をまとめてみました。

1:時間にルーズで、締め切り対して毎度ギリギリ徹夜で仕事を終わらせる人

2:仕事病で番組を複数掛け持ち、寝る暇休む暇なく働く超人

3:環境に甘んじて、仕事してる風でサボってる人

正直、上記のパターンは皆んな厄介な一面を持っています。AD時代には、3パターン異なるディレクターの下についたことがあり、どの人にも少しながら嫌悪感を感じたことを覚えています…ww

ただ、なぜか人当たりが良く熱い思いを持った人は多かったです。

バカ正直になれ!だけどバカ正直になりすぎるな!

そんな、まともじゃない人と仕事をするときに評価されやすい人間は「素直でバカ正直な人間」です。

どこの業界もそうかもしれませんが、特にテレビ業界は上司に気に入られてなんぼの世界です。早く上司に気に入られれば気に入られるほど、早くチャンスが到来し、多くチャンスが巡ってきてきます。それは仕事ができる・できないに関わらずです。

僕が所属していた会社は、1フロアに50名ほどがいるような会社で番組ごとにデスクが分かれているような会社でした。自分の担当していた番組の先輩に1人厄介な上司がいました。役職は当時D/チーフAD兼務で、ディレクターとして編集や撮影を行いながらも、ADの仕事を取りまとめるような役職です。しかし、その先輩は1か月に1回か2回しか家に帰らず、昼間に会社で爆睡しているような先輩でした。また、平気で打ち合わせや編集したデータの期日などを忘れてしまい怒られているようなことが日常茶飯事でした。

しかし、その先輩はとんでもなく上司に好かれていたのです。理由は、野球好きな上司より野球の知識があるから…

本当に!?と目を疑うような理由ですが、マジなのです!

この先輩以外にも、普段遊んでないような見た目なのにメイドカフェに入り浸りながらマッチングアプリで色んな女性と会っていることのギャップがきっかけでお気に入りになり、昇進した先輩もいました。

そんな先輩たちは、編集や台本を任せてもらえるチャンスをもらって今では他の動機を差し置いてディレクターです。

ちなみに僕は、任されていない編集作業や台本制作・企画書をどんなに忙しくても寝ずに行い、ディレクターに見てもらうことを繰り返してたら評価されるようになりました。※もちろん、とんでもないやらかしもしてましたが…

もし知りたい情報などあれば、コメントください!

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